13: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2017/06/06(火) 00:43:17.30 ID:7zKxpJxVo
パンッ!!
「わっ!!」
「「ハッピーバースディ!! おめでとう輝子ちゃん!!」」
「こ、こんなにたくさん、私のために……フヒッ」
6月6日。いつかの記念日に着ていた黄色いドレスを着た輝子が扉を開けると、待ち受けていたのは沢山のアイドルと大きなケーキ。クラッカーの破裂音が楽しい楽しいパーティーの開幕を告げた。
「ど、どうすればいいんだ親友……こ、こんなに祝われたことないから分からないぞ……ヒャッハー、すればいいのかああああああ!?」
「ああ、思いっきりやっていいんじゃないか?」
「ヒャッハーーーー!!!! お前らぁ!! 最高だぜえええええええええ!!!! ケーキが甘すぎるーーーーーー!!!!」
「はははは……」
驚きが振り切れた輝子は目をクルクルと回しながらヒャッハーと雄叫びを上げる。だけどそれは怒りではなく喜びの爆発なのは誰の目から見ても明らかだった。
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