13:名無しNIPPER[saga]
2017/06/06(火) 00:24:46.45 ID:WImztSHAo
「幸子ちゃん、そこから一歩でも動いたら……ひなたんビームを撃つよ!?」
「むしろ撃たれてみたいですねぇ」
「お、脅しじゃないんだから……!」
自分は脅されていたのか、と思わず幸子は呆気に取られる。ひなたんビームに果たして脅しとして利用できるほどの威力があるのかどうなのか幸子は寡聞にして知らないが、さぞかし威力があるのだろう。
撃たれた日にはきっとメロメロ間違いなし。ハートウェーブピリピリンだ。
しかし今日の美穂さんは何かおかしいですね、と幸子は考える。いつもであれば笑顔で迎えいれて仕事の疲れを癒すように膝枕でもしてくれるところなのに、今日は近寄ることさえ許されないとは。
……いや、嘘だ。ただの願望だ。
膝枕なんて、滅多にしてもらえない。
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