星輝子「ぼっち・ばーすでー・とぅー・みー」
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6: ◆nIlbTpWdJI[saga]
2017/06/06(火) 00:04:31.62 ID:M0dxYweBo

キノコたちに支えられて、親友がいて、ユニットの仲間たちがいて……
ずっとボッチバースデーだったけど、もしかしたら、もしかして、ちゃんとハッピーバースデーってお祝いしてくれるんじゃないかな……?

キノコがいっぱいのお部屋で、お誕生日会をする。
大変だ。ボッチどころじゃない。これは、完全にリア充というヤツだ。

「フ、フヒ、フヒヒヒヒ……!」

想像したら、気持ち悪い笑いが止まらなくなってしまった。
いくら夜型とはいえ、みんなはもう寝てる時間なのにこれはまずい。
オレンジに照らしてくれてたキノコ型ランプに、ふうっと息を吹く。
蝋燭じゃないんだから消えるわけがないんだけど、吹きかけたタイミングでコンセントを抜いた。

優しいオレンジの明かりから元の真っ暗な部屋に逆戻り。キノコたちだってもう見えない。
明日の朝、誰かハッピーバースデーって祝ってくれたらいいな。
そんな淡い期待を胸の内にしまいこんでもぞもぞと布団に潜り込む。




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