ほむら「幸せに満ち足りた、世界」3(まど☆マギ×禁書)
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3:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2017/06/05(月) 22:03:29.09 ID:DRD62RRt0

「あの事件の後、
ハルカ先輩は親の付き合いで出入りしていた
地元名士のサロンでピアノを弾いたそうです。
そこで、以前からの知人の紹介で他所でピアノを弾く事になって、
そんな段階を踏んで行き着いた先に
レディリー=タングルロードが待ち構えていたと」

「それで、どうなったの?」
「スカウトされたそうです」

さやかの問いに千里が答え、部屋に沈黙が流れる。
その間に、千里は資料を用意する。

「エンデュミオンね」

プリントアウトされた資料を見て、ほむらが答えた。

「科学の学園都市に建造されている軌道上エレベーター、
いわゆる宇宙エレベーターね。
オービット=ポータル社を中心としたプロジェクトだったから、
前の事件の時に少し調べた覚えがある」

「そうです、その軌道上エレベーターエンデュミオン、
その落成記念コンサートで演奏して欲しい、そういう依頼です」

そう言って、
千里は資料の中から一人の少女を大きく写し出したものを探し出す。

「鳴護アリサ?」

声を上げたのは美樹さやか。
詩音千里が頷いた。


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