ほむら「幸せに満ち足りた、世界」3(まど☆マギ×禁書)
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2:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2017/06/05(月) 21:57:52.34 ID:DRD62RRt0
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両親が海外で働いていると言う都合上、
割と広いマンションのフラットに一人暮らしをしている巴マミ。
その立地条件に世話好きの性格と確かな実力により、
マミをリーダーとする魔法少女のグループは
しばしばアジト同然にこのフラットに集合している。

そして、昨今見滝原の近隣を含む
魔法少女界隈を巻き込んだ大きな事件も相まって、
実質的な魔法少女連合の会議室の様相をも呈していた。

「暁美さん」
この日も、マミルームでは放課後早々の緊急会合が開かれており、
その話を持って来た暁美ほむらにマミが促した。

「そちらから、急ぎの用件があると連絡を受けたんだけど」

ほむらに言われ、頷いたのは詩音千里だった。

「レディリー=タングルロードが奏ハルカ先輩に接触しました」

ホオズキ市の魔法少女詩音千里の言葉を聞き、
部屋の空気は一変した。

レディリー=タングルロード。
科学の学園都市の天才少女にして天才経営者。
あすなろ市の魔法少女グループ「プレイアデス聖団」と手を組んで
大規模な魔法少女誘拐事件を実行した主犯、と、ここでは目されている。

ここにいる者、ここにいる者と親しい者だけでも、
美樹さやか、呉キリカ、そして、奏遥香その人も
何日もの間誘拐されて謎のコールドスリープ的な状態に置かれていた。

「詳しく、聞かせてもらえるかしら」

その空気を抑える様に、巴マミが真剣な声で言った。


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