【デレマス時代劇】大原みちる「麦餅の母」
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5:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 08:23:44.62 ID:sXCZ/6N50
みちるのいる佐久間屋は、

以前にも増して盛況になった。

美少女の料理人と美味い飯。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 08:24:28.90 ID:sXCZ/6N50
当時藩の料理人の禄は8石程度であったが、

彼女には異例の15石が給われた。

実家の大原家は仰天し、狂喜した。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 08:25:05.79 ID:sXCZ/6N50
みちるは鳴り物入りで出仕した。

だがここで天狗にならず、

仕事に真摯に取り組んだので、
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 08:25:36.28 ID:sXCZ/6N50
ある時みちるは、

蘭国の『麦餅(パン)』を作る様に命じられた。

聞くところによれば、幕府は蘭国使節のために
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 08:26:19.45 ID:sXCZ/6N50
みちるのために、

蘭国船で焼かれた麦餅が彼女に与えられた。

みちるは初めて麦餅を食べたのが、これが美味い。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 08:27:07.95 ID:sXCZ/6N50
頬張ると、遠い異国の小麦畑が、

太陽に照らされ風に揺れる様が、ありありと想像できた。

これが食えなかったのであれば、
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 08:27:47.62 ID:sXCZ/6N50
麦餅作りのために、みちるの工房が建てられた。

意味もなく西洋風だった。

内装は畳であったが、麦餅を焼くための石窯と、
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 08:28:22.73 ID:sXCZ/6N50
しかし麦餅作りはまったく

上手くいかなかった。

材料は単純であるから困らない。
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 08:29:01.65 ID:sXCZ/6N50
みちるは、何度も製法を確認した。

『麦餅 

 挽いた小麦 塩 水』
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 08:29:36.57 ID:sXCZ/6N50
みちるは大きな誤解をしていた。

ただの名前と思っていた『麦餅』は、

なんとそれ自体の材料であったのだ。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 08:30:09.38 ID:sXCZ/6N50
通常、小麦と塩水を混ぜるだけでは生地は発酵しない。

発酵室で酵母の力を借りる必要がある。



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