13:名無しNIPPER[saga]
2017/06/03(土) 22:20:36.13 ID:5Cx8PCBlo
「……じゃ、じゃあ、ちょいと会議があるんで! お先に!」
「…………ぁ」
慌てて駆け出していった彼に、美優さんが届かぬ手を伸ばします。
雪美ちゃん達も姿を消した事を確認すると、私は笑顔を浮かべました。
何でしょう、この気持ち。
どうして笑ってるのかしら、私。
「美優さん」
「……あ。楓、さん……おはよう、ございます」
「誰がそこまでやれと言ったんです」
「えっ」
いま、絶対に室温が上がっていました。
自分でも気づかない内に襟元のボタンを外していたくらいです。
「あのですね。昨日、何をしたんですか。本当に」
「しっ……そ、そんなコトしてませんっ!」
「えっ」
「え? …………ぁっ」
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