59: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 04:06:17.82 ID:JsRVUgr30
穂乃果「…寂しいな、明日になれば海未ちゃんは…この家にいないんだもんね」
海未「すいません…」
穂乃果「謝らないでっていったじゃん」
60: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 04:07:03.34 ID:JsRVUgr30
穂乃果「始まりはね、私たちの通う学校の理事長先生が来た時なの」
海未「ええ…ある程度は聞いていました」
穂乃果「そっか」
61: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 04:08:16.21 ID:JsRVUgr30
穂乃果「それで実際会って思ったんだ、海未ちゃんは優しいし出来る人だって」
穂乃果「だって私たちに勉強を教えたり片付けをしてくれたりして私たちが出来ないことをやってくれるから…私たちを引っ張ってくれるから…」
62: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 04:09:05.52 ID:JsRVUgr30
海未(やはり姉妹というだけあって思考回路はそっくりでした)
海未(今日で“行かないで”の言葉を二回も言われた)
海未(二人曰く私は頼り甲斐のある人、というが私にとって二人は太陽のような存在です)
63: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 04:11:19.56 ID:JsRVUgr30
穂乃果「…謝らないでよ」
海未「……ごめんなさい」
穂乃果「………」
64: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 04:12:20.89 ID:JsRVUgr30
〜次の日、学校
穂乃果「えへへ海未ちゃんと私クラス一緒だね!」
海未「は、はい!」
65: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 04:13:56.76 ID:JsRVUgr30
凛「じゃあナデナデしてー!」
海未「ナデナデ…?分かりました」ナデナデ
凛「ふにゃ〜…」
66: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 04:14:56.98 ID:JsRVUgr30
海未「だからいったのでしょう、あんなに早起きしても何の得もないと」
穂乃果「えへへ…はりきりすぎちゃって…」
凛「いつもは寝坊してるんだよ?」
67: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 04:15:44.17 ID:JsRVUgr30
スタスタスタ
穂乃果「じゃあ私たちもいこっか」
海未「ええ」
68: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 04:16:32.69 ID:JsRVUgr30
〜
キーンコーンカーンコーン
海未「…あっ」
69: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 04:17:29.77 ID:JsRVUgr30
海未(刻々と終わりの時間は近づいていました)
海未(静かに声が木霊するような儚く力のない光が二つ、その儚さに感傷する弱くて小さい光が一つ)
海未「………」スタスタスタ
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