10: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 03:06:53.58 ID:JsRVUgr30
海未「……はぁ」
海未(偽りでもいいから欲しかった)
海未(愛が、私の心に空いた穴を埋めてくれる愛情が欲しかった)
11: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 03:08:02.58 ID:JsRVUgr30
ポロポロ
海未(傘をさしてるのに私の傘の下では小雨が降り出した)
海未「私も…私も…!」
12: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 03:09:26.56 ID:JsRVUgr30
海未「朝…なのでしょうか……?」
海未(朝なのにとても空が暗かった、街灯の明かりがつくほどで少しの光でも眩しく感じるほどだった)
キラキラキラ
13: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 03:10:03.47 ID:JsRVUgr30
〜
ピピピピ!
海未「…朝ですか」
14: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 03:10:59.77 ID:JsRVUgr30
「今日は海未さんにお話があります、食堂に行く前に少しお話をしましょう」
海未「は、はい…?」
「海未さんのお部屋、お邪魔してもいいですか?」
15: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 03:11:58.63 ID:JsRVUgr30
海未「…どうしてその話を?」
「海未さんの話を聞いてあの後どうしようかと思ったの」
「今言ってもらった通り海未さんが偽りでもいいから愛してもらいたいって言ってたけど私からしたらまったくよくないのよ」
16: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 03:12:57.19 ID:JsRVUgr30
「そしたらね、みんな口を揃えてこう言ったわよ」
「もちろん!ってね」
17: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 03:14:27.75 ID:JsRVUgr30
「はい、これ」
海未「これは…?」
「四組、それぞれのお家の地図よ」
18: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 03:15:40.27 ID:JsRVUgr30
〜その後、夕方
海未「…えっと」
海未「この辺でしょうか…」
19: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 03:16:36.64 ID:JsRVUgr30
海未「………」
ドクンッ
海未(なんだかすごく緊張してた、ここから先に私の求めるものがあるかもしれないのだから)
20: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 03:17:28.01 ID:JsRVUgr30
「おーい!凛ちゃーん!!海未ちゃんが来たよー!!!!」
「ほんとー?!ちょっと待っててー!」
海未「あ、え…えっと…」
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