17: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/06/03(土) 03:14:27.75 ID:JsRVUgr30
「はい、これ」
海未「これは…?」
「四組、それぞれのお家の地図よ」
「行きたいところから行きなさい、みんないつでも待ってるって言ってたから」
「一日そこで過ごしたら別の家に行ってきなさい、それで一番いいと思ったところに住みなさい」
「親御さんはみんな私の友達で悪い人じゃないから安心して行ってきなさい、大丈夫だから」
「それに、みんな遺産のことは知らないから愛してもらったならそれは本当の愛よ?」
ポロポロ…
海未(嬉しすぎて涙が出てきた)
海未「ありがとう…ありがとうございます…!」
海未「行ってきます!」
海未(朝ごはんを食べて支度をして勢いよく外へ飛び出した)
海未(雨上がり、虹がかかった空はまるで私の心情を表してるかのようだった)
海未(今日は淡い愛情を欲さず、確かにある本物の愛情を求めて走ってた)
海未(希望の光を感じながら…)
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