7: ◆STv2N39zIfEc[saga]
2017/06/02(金) 23:29:34.37 ID:ChX01huB0
ちひろ「どう考えてもPさんが悪いじゃないですか!? せっかく肇ちゃんのことを褒めてあげていい雰囲気になってたのに、どうしてそんな最悪な形でその雰囲気を壊してしまったんですか!?」
P「え? いやあれくらいはいつも言ってることなので…」
ちひろ「…ああ、そういえばPさんはそういう方でしたね…肇ちゃんみたいないい子に限ってこんな悪い男にたぶらかされてしまうなんて」
8: ◆STv2N39zIfEc[saga]
2017/06/02(金) 23:30:14.18 ID:ChX01huB0
ちひろ「いいえ何も。…お仕事に関しては切れ者なのに、乙女心は扱いきれないプロデューサーさんには、こんな言葉を差し上げましょう」
P「!? なんだやっぱりアドバイスをくれるんじゃないですか〜やっぱりちひろさんに相談してよかったなあ」
ちひろ「自業自得、です♪」
9: ◆STv2N39zIfEc[saga]
2017/06/02(金) 23:30:41.84 ID:ChX01huB0
肇「…」
P「…なに読んでるんだ?」
肇「…」
10: ◆STv2N39zIfEc[saga]
2017/06/02(金) 23:31:18.34 ID:ChX01huB0
P「…肇?」
肇「…」
P「…藤原さん?」
11: ◆STv2N39zIfEc[saga]
2017/06/02(金) 23:31:52.86 ID:ChX01huB0
P「あ、あの…肇さん?」
肇「…はい。何かご用でしょうか」
P「い、いや、これといって特には…」
12: ◆STv2N39zIfEc[saga]
2017/06/02(金) 23:32:27.85 ID:ChX01huB0
響子「あれ、藍子さん? ドアの前でそんな浮かない顔して、どうしたんですか?」
藍子「あ、響子ちゃん…また肇ちゃんとプロデューサーさんがいつものをしていて…」
響子「ああ、いつものですか…」
13: ◆STv2N39zIfEc[saga]
2017/06/02(金) 23:32:58.54 ID:ChX01huB0
P「はぁ…」
P(肇が機嫌を直してくれない…それどころか悪化させてしまった…)
P(それなのに仕事はいつも通りできてしまう自分がかえって恨めしい…)
14: ◆STv2N39zIfEc[saga]
2017/06/02(金) 23:33:33.20 ID:ChX01huB0
P(ついこの間発表された、ユニットの垣根を越えたコラボCDを出すっていう企画にも肇が参加できることになった。気心が知られているとはいえもはや天上人の高垣さんや、同年代アイドルでも絶大な人気を誇る本田さんたちもいて少しばかり荷が重いかもしれないが、肇ならきっとこのチャンスをものにしてくれるだろう)
P(しかし、俺が仕事を始めたタイミングを図ったかのように高森さんと五十嵐さんが入ってきたが、まるで触らぬ神に祟りなしって雰囲気だったな…彼女たちのプロデューサーから伝言を預かっていたけど、それを伝えたらそそくさと出て行ってしまった)
P(神、か…そういえば仕事モードの肇は女神といっても過言ではないよな)
15: ◆STv2N39zIfEc[saga]
2017/06/02(金) 23:34:16.73 ID:ChX01huB0
P(かつての花魁はむしろ肌を出さなかったってのも納得だよな…あ、思い出した。見れないって言ってたのは龍崎さんのプロデューサーだ)
P(あんなに無垢で幼い子をそういう目で見てたらかえって問題だよな…佐々木さんのプロデューサーは見れないのかって驚いてたが)
P(って、俺は何をしてるんだろうな…ラジオに出て、CDも出せるっていう大事な時期に、あほみたいなことを言って肇との関係を悪くして)
16: ◆STv2N39zIfEc[saga]
2017/06/02(金) 23:34:44.26 ID:ChX01huB0
肇「…お茶、注ぎましょうか?」
P「はぁ…ん? は、肇!?」
肇「…いらないのでしたら、急須はかたしてきますが」
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