【モバマス時代劇】ヘレン「エヴァーポップ ネヴァーダイ」
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12:名無しNIPPER[saga]
2017/06/01(木) 20:51:06.92 ID:H+fVtVTs0
「…どうも」

やりにくい。未央はさらに焦った。

右の視界が赤く染まっている。

先ほどの水平斬りで、額が擦り剥けていた。

相手はどこまで本気かはわからないが、手を抜いたら命を落とす。

未央は芳乃との稽古、その最中の緊張感を思い出した。

『辻車』を使えたなら、どれだけよいか!

未央は右手に巻かれた編み紐を、無意識にいじった。

焦っているとき、不安な時の癖であった。

だが、それが隙である。

ヘレンは畳を蹴り上げて、突きを放ってきた。

ほぼ構えがなかった。




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