【モバマス時代劇】ヘレン「エヴァーポップ ネヴァーダイ」
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10:名無しNIPPER[saga]
2017/06/01(木) 20:49:01.28 ID:H+fVtVTs0
「私が、参ったと言うまで、戦うのをやめない!!」

 なにかの芝居のような台詞を、ヘレンが吐いた。

 未央の降参をいきなり潰してきた。

 こうなれば、剣を弾くなり壊すなりで、一瞬で決めなければ。

 未央は一礼。ヘレンは両手を広げ、腰を後ろへ突き出す。

 ともに剣士の慣である。

 ヘレンは抜いた。

 長さは脇差と同様。ただ刀身が扁平で、分厚く頑丈である。

「カットラス! 世界の海を股にかける、私にふさわしい剣!!」

 未央は焦った。あの刀身では、こちらの刀が割れる。

 斬ると言うより、狭い範囲を叩き潰す形状。

 西洋甲冑と共に発展した剣は、太刀では受けられぬ。

 まして弾くことも。



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