32:名無しNIPPER[sage]
2017/05/31(水) 22:21:48.72 ID:k4J2UGZx0
雪乃「青島、さん……」
青島「雪乃さん……大丈夫?」
身を震わせて便意を堪えていた雪乃が、震え声で青島に声を掛けてきた。
随分放ったらかしにしてしまった。
すぐに助けなければ。
自身の身が危うい状況でも、青島は被害者を優先した。たとえ、雪乃が同じ警官だとしても。
その信念を、人は正義と呼ぶのだろう。
雪乃はこの日、正義とは何かを知った。
青島「真下、そろそろ彼女を解放してやれ」
真下「何の話ですか?」
青島「とぼけんな。手錠を解いてやれ」
青島が真下に雪乃の解放を求める。
しかし、此の期に及んで惚ける真下。
だが、彼は……
初めから、惚けてなど……なかった。
真下「雪乃さんの手錠は、ユルユルですよ?だって、キツく締めたら痛いじゃないですか」
ネタバラシをして、真下はヘラヘラ笑う。
その衝撃的な事実に、青島達は言葉を失った。
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