34:名無しNIPPER[saga]
2017/05/31(水) 19:53:16.58 ID:3uv3ojMy0
だがある時、
刑後の斬首体を初めて見た仁奈が
驚くべき言葉を発した。
「角度が悪いのでごぜーますよ」
その死体は介錯人の不手際によって、
何度も首を斬りつけられていた。
両親は仁奈を無視できなくなった。
仁奈には最高の才覚が備わっていた。
仁奈は処刑人としての教育を通して、両親とふれあう機会が増えた。
その間に、まったく家族としての情は無かった。
しかし藁にでも縋る思いで仁奈は懸命に、
処刑人としての修行を積んでいった。
46Res/26.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20