【モバマス】てるてる坊主に赤いリボンを【百合注意】
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17: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2017/08/19(土) 14:19:29.98 ID:+BXPsLj6o
 先日買ったばかりの壁にかけられたドレスを眺めて、まゆさんは頰を緩めて微笑んでいました。

 先週の土曜日、ボクはまゆさんと一緒にドレスを選びに行って、そこでボクはこのドレスを見つけました。

 マーメイドラインの濃いワインレッドのドレスに足元から赤いリボンがまかれて、胸元でバラのコサージュになってる、まるでまゆさんのために誂われたようなドレス。まゆさんは派手過ぎると言いましたが、ボクはこれ以外考えられないと思いました。

 結局ボクはこのドレスの費用を全額出すと強引に押し切ってまゆさんに押しつけました。今のまゆさんの様子を見れば間違ってなかったと思います。

 どんなときでもアイドルがエキストラ扱いなんてあってはならないんですから。

幸子「さて、明日も早いですからね。今日は早めに寝ましょう。」

 そう言ってボクはリビングのソファーから立ち上がります。

まゆ「そうですね、わくわくして寝られないかもしれませんけど。」

 ボク達は寝室に移動して、ボクが自分のベッドに入ろうとすると、まゆさんが一緒の布団に潜り込もうとします。ここでまゆさんを布団から追い出すのがいつもの流れなのですが。

幸子「構いませんよ、今日は一緒に寝ましょうか。」

まゆ「え!?あ、あの……まゆはその……実は心の準備が出来てなくて……。」

幸子「中学生の女の子相手に何を考えてるんですか、
何もしませんよ。ていうか、何もしないで下さいよ?」

まゆ「ま、まゆはそんなはしたない子じゃありません!」

 ボクは布団をめくってまゆさんを招き入れます。

 きっと今夜が最期になるでしょうから。


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