568:名無しNIPPER[saga]
2017/09/23(土) 01:34:37.44 ID:+OJS5t9rO
老人「まあよい、今はお主の疑問に答えをくれてやろう」
老人「王女とは我が子の輪転器。王の輪転器は別にある。誰の手も届かぬ場所にな」
騎士団長「…………」
老人「今すぐにでも転生したいところだが、あれは儂が動かずともやって来る。自らの意志で、あの忌々しい鴉と共にな」
騎士団長「……貴方は、一体……」
老人「儂については既に聞き及んでいるはずだ」
騎士団長「……王の力。今の陛下に宿っているのは、王の力そのものだと……」
老人「宿っている? そう言ったのか?」
王女「…………」
老人「フフッ…そうか。己が犯した罪を告げることなく、それを真実としたか。何とも醜い娘よ」
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