566:名無しNIPPER[saga]
2017/09/22(金) 23:54:47.07 ID:edTmlWm3O
騎士団長「分かりました。後は頼むぞ」
射手「……っ、分かった」
騎士団長「俺に…いや、王宮に何かあれば峡谷を目指せ。突然こんなことを言われても意味が分からんと思うが心に留めて置いてくれ」ポツリ
射手「待っーー」
騎士団長「行ってくる。備えは怠るなよ」
ザッザッザッ……
射手「……っ、いつもこれだ。お前はいつの時もそうだ。私が傍に立とうとする度に背を向ける。何も言わせずに遠ざける……」ギュッ
ーーーー
ーーー
ーー
ー
ギギィ…バタンッ
王女「………」
騎士団長「………」
老人「……来たか。遂に、遂にこの時が来たのだな。我が子よ、愛しき娘よ……」
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