406:名無しNIPPER[saga]
2017/07/19(水) 20:11:54.91 ID:LEa1hsVBO
王女「……難しい人ですから」
医師「そうなのか? 話を聞いた限り馬鹿で向こう見ずで楽天的な奴だと思っていたんだが」
王女「そう見えるだけで内面はしっかりしていますよ? 白い騎士との戦いに臨んだのも熟考した上でのことです」
王女「そうでなければ白い騎士を相手に五体満足で勝つことなど出来なかったでしょう」
医師「……まあ、確かに」
王女「考え無しに思えて実はそうではないのです。あの人はあの人なりにしっかりと物事を見ているのですよ?」
医師「分かった分かった。負けたよ。だからそんなに熱く愛を語らないでくれ。このままじゃ胸焼けしそうだ」
王女「そ、そんなつもりで話していたわけではありません!」カァァ
医師「ハハハッ! 済まないな。あまりに熱心に語るもんだからからかいたくなった」
王女「真面目に話していただけなのに……」
医師「(……やけに大人びてると思えば恥じらう少女のように顔を赤らめる。こういうとこにやれらたのかね)」
617Res/393.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20