405:名無しNIPPER[saga]
2017/07/19(水) 19:33:01.48 ID:LEa1hsVBO
王女「あの日のことは、今でも忘れられません」
医師「(なんて深い悲しみに満ちた顔だ。というか、これは若い女が出来る表情じゃない。何というか、まるで未亡人のような……)」
王女「……ごめんなさい、あの人とのことは上手く言葉に出来ません。本当に沢山の…色々なことがありましたから」
医師「そ、そうか。色々と大変だったんだな。済まないな、立ち入ったことを聞いしまって……」
王女「いえ、そんなことはありません。今のわたしはあの人に寄り添って生きていける。それだけで幸せですから」
医師「…ハァ…まったく、そこまで言ってくれる女がいるなんて心底羨ましいぜ」
医師「奴が起きたら今の言葉を直接言ってやれ。痛みを忘れて飛び跳ねて喜ぶだろうよ」
王女「そ、そうでしょうか?」
医師「何を言ってんだ? そこまで言われて喜ばない野郎がいるわけがないだろう?」
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