398:名無しNIPPER[saga]
2017/07/17(月) 02:28:11.86 ID:1R/q2gQOO
警備兵「………」
騎士団長「何でも出来るが頼ることを知らん。口数も少ない。ならば皆で支えよう……という運びになったようだ」
警備兵「そうなるとは限りませんよ。私と彼では環境が違う」
騎士団長「うむ、そうだな。しかし、このままでは機能しなくなるぞ」
警備兵「まあ、考えてはみますよ。それより、そろそろ迎えに行った方が良いのではないですか?」
騎士団長「そ、そうであった!! 早く行かなくては……では、失礼!!」ザッ
ガチャッ…バタンッ!
警備兵「慌ただしい人だ。しかし、あんな風に話したのは初めてだな。あれも彼の人柄の為せる業か……」
警備兵「……俺にああいったことは出来ない。そもそも上に立つなど柄じゃない。やはり一人の方が性に合ってーー」
ガサッ…バサバサッ…
警備兵「……いや、やはり事務員くらいは欲しいな。あまりお茶を飲まなくて綺麗好きでうんと真面目な奴がいい」
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