396:名無しNIPPER[saga]
2017/07/17(月) 02:17:42.74 ID:1R/q2gQOO
騎士団長「いかんな」
警備兵「?」
騎士団長「如何なる集団だろうと長は必要だ。頼るとも頼らざるとも部下の自由だが、長がいれば個々が締まる」
騎士団長「警備隊の面々を見たが、俺がやらずとも誰かがやるだろうという雰囲気に満ちている。その『誰か』というのが君だ」
警備兵「………」
騎士団長「有能が故に同僚と馴染めないのなら、才を活かして上に立つべきだ」
警備兵「親身になって頂いて恐縮ですが、私は人を束ねるような器ではないので……」
騎士団長「束ねずともいい」
警備兵「どういうことです?」
騎士団長「上に立つ者が成果をあげれば勝手に付いてくる。君の場合、同じ立場だからいかんのだ」
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