393:名無しNIPPER[saga]
2017/07/17(月) 01:12:13.63 ID:1R/q2gQOO
警備兵「まあ、そうでしょう」
騎士団長「?」
警備兵「いや、湯浴みにさえ付いて来られればそうなるでしょう? 流石にあれは度が過ぎていますよ」
騎士団長「ぐっ…し、しかしだな……」
警備兵「ご心配なさるお気持ちは分かりますが彼女の素性は知られていません。もう少し楽にしたらどうです?」
騎士団長「それは自分でも思う。しかし敢えて手を抜くだとか肩の力を抜くだとか、そういう類のことは昔から苦手なのだ」
騎士団長「戦闘や訓練ならば出来ないこともないのだが、こういった任務だと中々な……」
警備兵「(厳密には任務ではない。それを任務と捉えて行動するあたりが正に堅物だ。良く言えば勤勉。悪く言えば融通が利かない)」
警備兵「(ただ、部下に好かれる男だということは分かる。思いやりがすぎる嫌いはあるが……)」
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