389:名無しNIPPER[saga]
2017/07/11(火) 12:44:43.86 ID:axYEm/xEO
将軍「急かしているようにしか聞こえませんね」
老人「助言しているだけだ。父としてな」
将軍「父の言葉といえども助けにならぬものを助言として受け取るわけには行きません」
老人「フッ、そうか。ならば好きにするがよい」
将軍「元よりそのつもりです。では……」ザッ
ギギィ…パタンッ…
将軍「(奴は負傷している。父上が次の騎士を動かす前に一度仕掛けてみるのも手だ。騎士団長のお陰で口実は出来ている)」
将軍「(こういった場合は挑発に乗った方が面白い。如何なる状況だろうと楽しむ。苦境など苦境と思わなければいい)」
将軍「(明らかに不利な戦であろうと常に有利であるような心持ちで動く。心に余裕があれば戦術の幅も広がる)」
将軍「………そうですよね、父上…」ポツリ
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