320:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/25(日) 00:09:42.97 ID:vxyR53DYO
【詰所】
コンコンッ…
321:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/25(日) 00:42:24.95 ID:vxyR53DYO
警備兵「……今から行く。医者を手配しておけ」
『その必要はないかと思いますが』
322:名無しNIPPER[saga]
2017/06/25(日) 01:26:38.04 ID:vxyR53DYO
騎士団長「姫様、聞いて下さい」
王女「彼等は警備隊なのでしょう!? 警備隊とは守る立場にある方々ではないのですか!?」
323:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/25(日) 10:16:53.48 ID:OvgkZgD8O
王女「っ、何故そこまで…」
騎士団長「守る立場だからこそです。我々のような者にとって、ニンゲンとは犯罪者でしかない」
324:名無しNIPPER[saga]
2017/06/25(日) 10:41:01.77 ID:OvgkZgD8O
騎士団長「この際、はっきりと言っておきます。姫様が仰っていることは綺麗事です」
王女「!!」
325:名無しNIPPER[saga]
2017/06/25(日) 11:09:19.00 ID:OvgkZgD8O
王女「……わたしには、分かりません」
騎士団長「そうでしょうな。姫様には書物で得た知識しかない。彼等が与えられた痛みを見たことがないのですから」
326:名無しNIPPER[saga]
2017/06/25(日) 14:30:44.28 ID:OvgkZgD8O
王女「そのお言葉を返すようですが」
王女「わたしはニンゲンという種族に救われたのではありません。わたしは彼というニンゲンに救われたのです」
327:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/25(日) 23:17:08.89 ID:BGtx0UxZO
王女「お言葉を返すようですが」
王女「わたしはニンゲンという種族に救われたのではありません。わたしは彼というニンゲンに救われたのです」
328:名無しNIPPER[saga]
2017/06/26(月) 00:47:45.00 ID:b2rVHaqQO
騎士団長「姫様、落ち着いて下さい。まだ奴が死んだと決まったわけではありません」
騎士団長「此処を出る前に警備兵が医者を手配させたのを憶えていますか?」
329:名無しNIPPER[saga]
2017/06/26(月) 01:00:42.58 ID:b2rVHaqQO
王女「では、兵士さんは泥棒さんを……」
騎士団長「ええ、助けるつもりです。死亡確認していないのであれば、まだ分かりません」
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