長門「……Tバック、好き?」キョン「えっ?」
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3:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 21:05:14.63 ID:qzZUPq200
キョン「さて……」

自宅へ帰った俺は、鞄から例の分厚いハードカバーの本を取り出して、中を開いた。
間に挟まっていた栞には、こう記されていた。

『夜7時、マンションにて待つ』

一応裏返しにしてその他に何か書かれていないか調べる。あとは何も書かれていないようだ。

確認後、思わず嘆息が漏れる。この程度のことならば、是非とも口頭で囁いて欲しいものだ。
しかし、機密を確保するならばこのやり方以上に相応しい方法はないのだろうと、そう思い、素直に長門のマンションに向かうことにした。

緊急の呼び出しに、少々不安を感じる。

そんな嫌な予感を払拭するように、俺は自転車を力いっぱい漕いで、長門の元へ急いだのだった。


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