北方「イコ! チェイス!」チェイス「ああ」貴虎「2スレ目だ」
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165:名無しNIPPER
2018/01/30(火) 22:24:14.43 ID:Xpzr6bHa0


「アラーーン!」

「無事だったんですね、よかった……」


 走り寄ってきたのは軽空母龍驤と同じく軽空母の鳳翔だ。この二人は近海で防衛任務に就いていたので彼らとの合流も早かったのだろう



『おぉ、いつ見ても美しい……まさにヤマトナデシコ、世界に誇る日本の美だ!!』



 そう、かつて呉鎮守府に出没した黄金の目玉の正体は彼だったのだ。偶然の一致か運命の合致か、なぜか眼魂として復活したゾルークは辺りを気ままに彷徨っていたところ鳳翔に一目ぼれしたらしい


「あら、そちらの方は……」

『初めましてマドモアゼル。私の名はゾルーク・東条、神出鬼没の紳士です……良ければ今夜、二人で美しい夜景の見えるホテルで祝杯を挙げませんか?』

「あらあら、お誘いは嬉しいのですけど……色々と事後処理などが山積みになりそうなので今夜は……」

『そうですか……』ショボン

「……色々と落ち着いたらいずれ、ということで手を打っていただけませんか?」ニコリ

『も、もちろんです! 待ちますとも!』






「へぇーえ、鳳翔も隅に置けんなぁ。まさかあのキザ男……男? が黄金の眼の正体とは」

「目玉と聞いてまさかと思ったが、新たな眼魂が出現したとは夢にも思わなかったな。悪いものではなくてよかったということでいいだろう」

「せやな……なぁ、アランはこの後どないするん?」

「そうだな……一旦帰って私用を済ませなければならないな。それが終わったら、タコ焼きパーティでもどうだ?」

「乗った! 期待してるで?」

「任せろ、私に焼けないタコ焼きはない!」

「なんやそれww」



けたけたと笑う少女を見てアランは自分たちの世界も必ず子どもたちが笑って過ごせる世界にすると心に誓った。


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