梨子「曜ちゃん、怒らないで聞いてね」
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103:名無しNIPPER[saga]
2017/06/04(日) 16:24:46.65 ID:wAEe1nHVO
月曜日。お昼ご飯を食べながら、デートについて、曜ちゃんが千歌ちゃんをからかっていた。

「千歌一等航海士、今日は顔がたるんでおりますぞ?」

「ひょ、ひょんにゃことは」

口の中にウインナーを詰め込んだ所だった。

「さては、さてはなことですな?」

「んぐっ、ゲホゲホッ」

千歌ちゃんが咳き込む。

「もお、お行儀悪い」

千歌ちゃんを指す、曜ちゃんの箸を下ろさせる。
と、曜ちゃんが私の肩を引き寄せた。

「きゃっ」

「このように、梨子ちゃんも照れております」

曜ちゃんが意地悪い笑みを浮かべた。

「梨子ちゃん、そうなの?」

千歌ちゃんが、期待を込めた視線。

「ツンデレ梨子ちゃんですな」

「やめてよ、曜ちゃんってば」

曜ちゃんの腕が触れる首元が熱い。
早く、離れて欲しい。

「まったく、私がお家でゴロゴロしている合間に、リア充はこれだから」

曜ちゃんが溜息を吐いた。


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