9: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 00:23:34.72 ID:UkMjGuaP0
>>7で間違えたので、これからは「」の前に名前付けるのに統一します
10: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 00:37:48.33 ID:UkMjGuaP0
《カランコロン♪》
今のはお店の扉が開く音……!
11: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 00:38:56.06 ID:UkMjGuaP0
文香さんはこのお店の近所に住んでいる、大学生のお姉さんです。
本を読むのが好きだそうで、このお店でもよく本を読まれています。
12: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 00:39:40.61 ID:UkMjGuaP0
文香「では、注文もいつものものでお願い出来ますか?」
卯月「はい、承りました」
13: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 00:40:10.97 ID:UkMjGuaP0
注文を受けてから、少し経って。
卯月「お待たせいたしました。こちら、オリジナルブレンドです」
14: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 00:41:10.82 ID:UkMjGuaP0
卯月「ごゆっくりどうぞ」
文香「はい、そうさせていただきます」
15: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 02:06:14.39 ID:UkMjGuaP0
《ぺらり…………ぺらり…………》
店内には、文香さんが本のページを捲る音だけが響いています。
16: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 02:07:34.46 ID:UkMjGuaP0
静寂に耐え切れず、私は凛ちゃんに話しかけました。
卯月「凛ちゃん」
17: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 02:08:48.26 ID:UkMjGuaP0
…………やっぱり耐えられません。
目をうるうるさせて、凛ちゃんにもう一度お願いしてみます。
18: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 02:10:22.57 ID:UkMjGuaP0
……あれ? そういえば、本を捲る音が聞こえなくなったような。
19: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 02:11:41.19 ID:UkMjGuaP0
卯月「文香さん、本を読み終わったんですか?」
文香「はい。このお店はいつも静かですから、読書がとても捗ります」
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