島村卯月「ご注文は?」
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70: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/25(日) 23:51:17.74 ID:JnR6NWjP0

 *


抱きついていた身体を奈緒ちゃんから離して、加蓮ちゃんはおかしそうに笑っています。


加蓮「どう、びっくりした?」

奈緒「そりゃ驚くわ!」

卯月「加蓮ちゃん。わざわざ2年生のクラスに来るなんて、奈緒ちゃんに何か用事でもあるの?」

加蓮「うん、そだよ。今日は察しがいいね、卯月」

卯月「えへへー」


加蓮ちゃんに褒められちゃいました。

何か言い回しに引っかかるものを感じましたが、そんなのどうでもよくなります。


奈緒「用事? いったいなんだよ」

加蓮「ちょっとお願いがあって」


加蓮ちゃんはそこで一旦言葉を止めます。

そして、天使のような笑顔とともに、告げました。


加蓮「奈緒、お金ちょうだい♪」

奈緒「やらねーよ自分の教室帰れ!」




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