111: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/07/09(日) 23:59:01.04 ID:Rq+CpuVh0
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あまり長居してもあれなので、そろそろ私たちはおいとますることに。
卯月「桃華ちゃん、今度ぜひうちの店に来てね」
桃華「ええ。機会があれば、ぜひ伺わせていただきますわ」
お店を出る前に、私はそんな約束を桃華ちゃんと。
ブルームに来てくれたら、とびきりのコーヒーでおもてなししてあげようっと。
奈緒「さて、じゃあ帰るとするか」
未央「だね」
加蓮「あ、待って奈緒」
奈緒「ん?」
お店を出ようとした奈緒ちゃんを、加蓮ちゃんが呼び止めました。そして、そのまま奈緒ちゃんに近寄ります。
きっと、なんだかんだ言って加蓮ちゃん、奈緒ちゃんが来てくれて嬉しかったんですね。お礼でも言うのかな?
そして加蓮ちゃんは、奈緒ちゃんの耳元に口を寄せました。
加蓮「バイト上がったら、奈緒の部屋行くから。……覚悟しといて」
奈緒「……」
どうして奈緒ちゃん、まるで死刑宣告を食らったかのような表情をしてるんだろう……。
その後、やけに口数が少なくなった奈緒ちゃんと共に、私たちはラヴィアンローズを後にしました。
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