ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
1- 20
119:名無しNIPPER[saga]
2017/05/31(水) 19:38:43.29 ID:LYacroRjo
サキ「柊さん……」

心配をかけてしまった。けど。

一「そ。目を覚ましたってことは伝えとくから」

サキ「許しませんって」

一「は?」

サキ「そう伝えて。無責任です、二度とあんなことしないでくださいって」

ぼたもちの転がってきた棚に自分のことを上げるような物言いをするわたしに、
一さんは訳の分からなそうな顔をしながらも了解してくれた。

一「……分かった。何だか分からんが、伝えとくよ。そろそろ行くかな」

静かに椅子から立ち上がり、引き戸の方へ向かおうとする一さんに、

サキ「ありがとう、色々と。……ねえ」

ふと思ったことをたずねる。

サキ「お母さん、今のわたしのことどう見てるのかしら」

一「笑ってるとも」

サキ「え?」

いやに確信に満ちた目で微笑んでいる。

一「そのナイフは皿に置いといてくれ。じゃ、お大事に」

静かにドアを引いて出ていってしまった。そして静かにドアが閉められる。


ナイフってこれのこと? ていうか受話器だけど、どう使うの?
試しに耳に当てると、呼び出し音が鳴って2コール目の途中で父が出た。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
153Res/200.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice