シンジ「高校受験…?」アスカ「私は大学出てるから関係ないわね」
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204:名無しNIPPER
2017/05/25(木) 11:54:44.16 ID:TPs0eJMj0
アスカ「…なんで花火じゃなくて私ばっかり見てるのよ」

シンジ「…アスカ」

シンジ(僕はアスカの名前を呼んだ。僕たちは見つめあった。少し経ってひときわ大きい花火が開いたときに、アスカは口を開いた)

アスカ「やっと気づいたか、バカシンジ」

シンジ「ごめん」

シンジ(アスカは僕の首に腕を回した。僕はアスカの肩に手を添えた)

シンジ(触れたか触れていないかわからないくらいだったけど、確かに二人の唇が重なった)

アスカ「……… はあ」

シンジ(使徒との戦いは終わった。次は自分と戦うことになる。未来の自分を決める戦い。今まで避けてきた戦い)

シンジ(でも僕は今までみたいに一人じゃない。少なくとも二人だ)

アスカ「…高校に入るまでは隠そうって思ってたんだけどね……腑抜けになったら許さないわよ」

シンジ「頑張るよ」

アスカ「少し心配よ」

シンジ「大丈夫だよ…たぶん」

アスカ「シンジ」

シンジ「なに?」

アスカ「その…もう一回…」

シンジ「…うん」

シンジ(さっき桶に移しておいた金魚たちが、僕達の暑苦しい熱帯夜を幾分ましにしてくれていた)


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