59: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/05/14(日) 23:46:25.39 ID:RTjDP4q9O
圭一「…」
…。
魅音『ごめんね圭ちゃん。…隠すつもりじゃなかったんだけど』
圭一『いや、分かってる。…そんな内容、これから楽しもうって新入りに話せたもんじゃないしな』
魅音『…全く、富竹さんもお喋りなんだからなー…』
圭一『?知り合いなのか?』
魅音『まあね。あの人毎年、この時期になると来るんだ。綿流しのイベントを見に』
圭一『へー…あ、カメラマンって言ってたもんな…』
魅音『…あ!でね?でね?これがもー…でも…あ、良いや、言っちゃえ』
圭一『?』
魅音『あのね?監督の診療所の…あ、まだ行ったことなかったっけ?』
圭一『あの診療所か?そういえば…え?監督?』
魅音『…あ。ごめんごめん。入江先生っていうんだけどさ。…ちなみに監督っていうのは、雛見沢ファイターズっていうこの辺の少年野球チームの、ね?…現場監督とかじゃないよ?』
圭一『分かってるよ……で?その診療所がどうしたんだよ』
魅音『あのね!そこのナースの鷹野っていう人と富竹さんが、…んもっ…すっっごく!仲が良くってねー…』
圭一『…へー…』
魅音『巷の噂じゃ、綿流しは二番手、一番は鷹野さんじゃないかってさー』
圭一『そりゃ…そうかもなー…』
魅音『でしょでしょ!?そう思うよねー!』
…。
圭一「…信頼、か…」
圭一「…レナも、俺に気を遣って…」
圭一「…!」パン
圭一「…よしっ…」
圭一「明日からは、またいつも通りの俺だ!」
圭一「…」
圭一「…全てを…」
圭一「委ねて…」
圭一「…!……いかんいかん…妄想が…」
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