444: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/06/16(金) 21:56:31.49 ID:qcZetybeO
大石「…さぁて。と…」
熊谷「大石さん!おはようございます!」
大石「おや?もう復帰出来ました?」
熊谷「あはは…まだちょっと…」
大石「ああ、それで私服…寂しいですねぇ。今日も一人ですかぁ」
熊谷「大丈夫ッスよ!こんな傷!…いてて…」
大石「あーあー…無理せずに、まあ休暇と思って休んで下さい」
熊谷「…すいません」
大石「それで?今日はどうされましたぁ?」
熊谷「え、ええ。悟史君の事件当時、心神喪失状態にあったと決まったそうで…」
大石「ええ。事件前の彼の精神状態は村人全員が把握していたそうですから…」
熊谷「…まさか、あの村の住人が北条家に味方してくれるだなんて…」
大石「いざこざはもうしないと決まりましたからねぇ」
熊谷「…結局、雛見沢症候群とやらは立証されませんでしたね」
大石「田無さん、何も喋らないそうで…」
熊谷「…それでも、機関や少数の人間の記憶には、残った」
大石「ええ。…まあ最も彼女の短絡的な行動のせいで最終的にはただのバイオテロ事件となりましたが…」
熊谷「…上の人間には、都合が良いのかもしれませんがね」
大石「ええ。許し難い事ですが、田無さんが何も喋らない事には…」
熊谷「…」
大石「…ま!それで諦める私達じゃありませんよぉ!!」
熊谷「…そうッスね!!」
大石「ぬはっはっはっはっは!!じゃあ行きますか!!」
熊谷「はいっ!……はい!?」
大石「まあまあ!そろそろ甘い物が恋しくなってきたでしょ!!病院食は味が薄いんですから!!」
熊谷「いや、ちょっ…もう帰らないと!抜け出してきたんですから!」
大石「なら今日は一日大丈夫ですねぇ」
熊谷「えええ…?」
…。
506Res/460.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20