328: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/06/10(土) 00:26:47.20 ID:uQrDoXrNO
大石「…おんやぁ。こりゃ私達が出る幕じゃありませんねぇ」
熊谷「…」
校長「…彼女がどうして、ここに来たと思いますか?」
大石「そりゃまたどうしてでしょうなぁ…」
校長「この学校が、取り壊しになる事が決定になった時、彼女一人が大反対したんです」
大石「ほぉ…」
校長「子供達の学び舎は、そんな簡単に壊して良いものではない、と」
大石「…」
校長「一人でデモなんてのもやらかしたらしいですよ」
熊谷「それデモじゃないですよね」
校長「色んな都市伝説が蔓延るこの雛見沢村は、教員が来たがらないもので…参っていたんですがね」
大石「…ええ。私もよー…く知っていますよぉ」
校長「彼女が、立候補したんですよ。色んな学校からお呼びがかかる程の方だったのに」
大石「えぇえぇ。教鞭の執り方…というより………ええ」
校長「…」
大石「何より、男性職員が放っておかないでしょうなぁ」
校長「…ウォッホン!!」
大石「ああこれは失礼しました…ええ。本当に…」
熊谷「…」
校長「…彼女がいれば、どんな生徒でも大丈夫でしょう」
大石「このご時世、ああいう生徒と真っ直ぐ向き合う先生なんてドラマの中だけだと思ってましたよぉ」
校長「…」
506Res/460.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20