325: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/06/10(土) 00:24:44.55 ID:uQrDoXrNO
圭一「…」
レナ「…圭一君…」
圭一「…俺は…俺なんか…!」
レナ「…?」
圭一「本当は、クズ野郎なんだ!!」
レナ「…」
圭一「…俺が、何で雛見沢に来たと思う?」
レナ「…お父さんの都合じゃないの?」
圭一「…違うんだ。全然」
レナ「…」
圭一「…少し前、だ。つい半年前くらい」
レナ「うん」
圭一「都会で過ごしてた時は、いつも勉強、勉強で、こんな風に誰かと話すことなんか無かった」
レナ「…うん」
圭一「…正直、色んな奴を見下してた」
レナ「…」
圭一「必死に走るサラリーマンとか、学校帰りに遊びに行く奴らとか、工事現場で働く人達とか、全員見下してた」
レナ「…」
圭一「俺は、こんな風にはならないって。偉くなって、みんなを馬鹿にするんだなんて思ってた。だから常に勉強して1位を目指し続けた」
レナ「…」
圭一「…そんな風に過ごしてて、俺はいつの日か何をしても許される奴だって勘違いし始めた」
レナ「…」
圭一「好奇心で、買ったエアガンを、初めは段ボール。次は空き缶。…そして最後には…」
レナ「…」
圭一「…自分よりも弱い、幼い女の子を狙った…!!」
レナ「…!」
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