75: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/05/11(木) 00:58:48.21 ID:Tww0axjQ0
「なっ……」
下士官が絶句し、他の面々も静まりかえる。
だが、俺とツン、そしてイヨウ中佐の見解は見事に一致してしまった。
(=゚ω゚)ノ「どう考えてもこの2区画に無抵抗に友軍の降下を許すのはあり得ないよぅ。特にノイケルン(Neuk?lln)区は」
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ξ゚听)ξ「深海棲艦がこっち側へ攻め込む主要経路が横っ面を張られる形になるわね、下手したら奴等の前線が縦に分断されるわ」
加えて肝になるのは、降下した味方の数が“たかが大隊規模でしかない”という点だ。
('A`)「一応聞くがV-22に装甲戦力を空輸していた機体は?」
「………確認する限りでは、見られませんでした」
('A`)「となると、増援に間違いなく艦娘が含まれてるな」
南から増援を寄越した指揮官が脳みその代わりに牛糞が頭につまってでもいない限り、“たった1000人強の歩兵”を深海棲艦はびこる市街地に投入などただの集団自殺と変わらない事は理解できるだろう。
ただし、ベルリンがこの有様にも関わらず今までどこからも艦娘が来ていないことを考えると、ヴェルヘルム=スハーフェンの司令府を初め北部の主要な艦娘駐屯地は動きを封じられたか壊滅している。自然、南に逃げ延びて友軍と合流し、かつそのまま奪還作戦に参加できる艦娘となれば自然と数は大きく制約される。
('A`)「投入された艦娘は10隻あるかないか、しかも現段階ではこれが最大戦力と見て間違いないな」
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