('A`)はベルリンの雨に打たれるようです
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422: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/26(月) 00:02:30.88 ID:xO5NyUVn0






段差を踏み越えてジャンプした車体が、10メートルあまりの浮遊を経て着地する。ズンッと身体の芯に響いた震動を、歯を食いしばって耐える。

(;'A`)「チッ、ここもか!」

ちらりと前方の状態を確認し、舌打ちと共にハンドルを右へ。本来進むはずだった道路は隆起と砲撃によるクレーターで悲惨な有様になっていて、バイクのスリムさを考慮に入れても到底走れる代物ではなかった。

元々深海棲艦の爆撃や砲撃で道路事情が最悪であることを考慮に入れてのバイクチョイスではあったし、軍用のオフロード仕様なのである程度の荒れ地はツーの運転するエノクを下回る乗り心地にさえ目をつぶれば走破できる。

(;'A`)「……また!」

とはいえ、ベルリンの道路網は俺が想像していたよりもずっと「最悪」だった。ビルが崩れ落ちて隙間なく塞がれてる場所やさっきのように隆起やクレーターが多すぎて流石に走行できない場所が大通りから裏路地まで至るところに見受けられ、その都度“目標地点”への移動は遠回りになっていった。

(;'A`)「ここ───またか………!」

本来バイクの速度を考えれば大した距離ではない、多少経路が膨らんだところで増える時間は5分か10分かのレベルだ。

だが、ロシアの核兵器発射時刻やヨーロッパ全体の戦況、そして何より後方でリ級達に遅滞戦術を強いているだろうイヨウ中佐達の事を考えればその僅かな時間が身を焦がすほどにもどかしい。


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