415: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/25(日) 01:44:42.98 ID:SQt7g1jh0
深海棲艦が作る表情としては、あまりにも“血が通っている”微笑み。
本当に人間や私達のものと遜色がない自然さなのに、溢れ出る狂気。
「────あぁ、やっぱり貴女も“此方側”なのね」
そして………私の隣に肩を並べるビスマルクお姉様も、【彼女】と同質の笑みを浮かべていた。
「あのAdmiralから、彼のKameradinのアオバから、貴女たちの存在は聞いている。戦い方を見て、薄々そうだと気づいていたわ」
「お姉様………?」
興奮気味に、お姉様は【彼女】を見つめながら捲し立てる。その口調は徐々に速度を増し、今や熱にうなされた重病患者のように夢見心地なものになっていた。
「ええそうでしょ?きっと貴女も気づいている。
そうよ、私達ははぐれ者。だけどそんなものは関係ない。私がどんな存在であろうとも、私がナチス・ドイツ海軍ビスマルク級1番艦、Bismarckであるという事実は変わらない。
この地がドイツであるという事実は変わらない。私が守るべき国であるという事実は変わらない!!」
台詞の最後は、ほとんど叫ぶようにして放たれる。お姉様は………Bismarck zweiは、どこか箍の外れた笑みと共に【彼女】に向かって手招きをする。
「Bismarckの戦い、見せてあげるわ!
さぁ、かかってきなさい!!」
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