282: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/05/31(水) 01:19:12.28 ID:qbOhevfD0
《敵群体にミサイル全弾命中!!効果絶大、撃墜多数!!》
(‘ L’)《続けて撃つぞ!!全機照準!!》
炸裂したミサイルの爆炎に焼かれ、巨大な黒い“群れ”が揺れ蠢く。
まるで、一つの巨大な生物が苦しみ悶えているような光景。フィレンクト=クフィアトコフスカ空軍中佐は、目の前の“巨獣”になおも照準を合わせつつ編隊の先陣を切る形で肉薄する。
(‘ L’)《Czarny-01, FOX-2!!》
《Czarny-02, FOX-2!!》
《Czarny-03, FOX-2 FOX-2》
《Czarny-04 FOX-2》
ほんの100M、空対空戦においては目と鼻の先に等しい至近距離からのミサイル攻撃。加えて数千体規模の密集とあれば、当然ロックオンなど必要ない。
4発のミサイルが炸裂し、火の玉が幾つも咲き乱れた。“巨獣”はますます激しく身もだえし、みるみるうちに身体の形が崩れていく。
《Engage!!
Niebieski-01, FOX-2!!》
《Niebieski-02, FOX-2!!》
反転・迂回するフィレンクト達とすれ違う形で、新たに空域に突入してくるF-16の編隊。
息を継がせぬ波状攻撃、背後で新たな爆光が煌めいた。
(‘ L’)《Czarny-01よりHQ、【アオガシマ式戦術】の効果は絶大!敵編隊に大きな打撃!!》
《HQよりCzarny-01、了解した。残弾が尽きるまでは他の編隊と連携し引き続き敵爆撃隊へ反復攻撃を続けろ。情報によれば後続編隊の存在も示唆されている、奴らを絶対にベルリン市空域に侵入させるな》
(‘ L’)《了解!!》
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