11: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/05/08(月) 12:29:23.89 ID:N84Ou5maO
ξ゚听)ξ「改めて、フランス陸軍のツン=デレよ。
階級は先日昇格して中尉になったわ。四日前からミュルハイムに配属されているの、よろしく」
('A`)「ドイツ連邦陸軍第11歩兵連隊所属のドク=マントイフェルだ、階級は少尉。
リスボンの時はアンタ達のおかげで助かった」
ξ゚听)ξ「それはこっちの台詞よ。貴方が声を掛けてくれなければ私は今頃2階級特進だったわね。
後、当然のことながらそちらのBismarck zewiにも感謝してる」
('A`)「もしも会う機会ができれば伝えるよ………しかし、ミュルハイムね」
多少フランス訛りがあるものの、非常に流暢なドイツ語に合点がいった。
ミュルハイムには欧州合同軍の一角であるドイツ・フランス合同旅団が駐屯している。
ドイツ語の取得も趣味や酔狂ではなく必要に駆られてのことだろう。
('A`)「それにしてもたった四日でそのレベルか、凄いな」
ξ゚听)ξ「あぁ、配属が四日前ってだけで辞令自体はもっと前から貰ってたのよ。ドイツ語の勉強も別件もあって二ヶ月前ぐらいから既に始めてたし」
ツンはコーヒーを飲み干しながらそう言って肩を竦める。
……いや、二ヶ月でもここまで完璧にできるか?ドイツ語って他の国の奴等からしたら難しいって聞いたことあるんだが。
ξ--)ξ「一応リスボンの時点で日常会話ぐらいならこなせはしたけど、あの急場だと表現のすれ違い一つでお陀仏の可能性もあったしね。
だからやりとりはより使い慣れている英語でやらせて貰ったの」
つまり英語も本来ならもうちょっと高いレベルで扱えると。なるほど、合同軍に派遣されるだけあってかなり優秀なようだ。
('A`)「………あー、ところで中尉殿」
ξ゚听)ξ「……急に他人行儀ね。何?」
('A`)「何故自然な形で相席を?」
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