77: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 00:53:06.26 ID:6an8YmUi0
「ごちそうさま」
「はいよ、お粗末さん」
先に食べ終えた私は、残ったスープを台所に捨てに行った。
ガヴリールは猫舌なのかふぅふぅと息を吹きかけながら食べていた。
一度に麺を数本ずつしかとらず一口が小さいので、小動物の食事風景を見ているようだった。
「さっき食べたラーメンどうだった? おいしかったらまた買おうと思うんだけど」
「うーん、私はちょっと苦手かも」
「えっ、マジか……」
ガヴリールは持っていた箸を落としたのか、カップの中のスープがポチャンとはねたような音がした。
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