サターニャ「サタニキア百科事典」
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76: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 00:52:31.31 ID:6an8YmUi0




「火って生き物と似ている気がするのよ」

「そうか? どの辺が?」

「火は、蝋とか、薪とか、燃えるものを吸い上げて、灰とか酸素にして吐き出すわけでしょう?」

「燃焼は劇的な酸化だから。酸素は消費されるぞ」


「あれ、二酸化炭素だっけ……まあいいわ。

これって、日々ご飯を食べる私たちと類似しているように思うのよ。

生涯を蝋燭に例えるなんて、結構本質的な気がするのよね」


「ふぅん。蝋燭なら、つけたり消したりできるのにね」

「できるんじゃないかしら。たまに着くか確認する程度にちびちび使う人もいれば、ずっとつけっぱなしの人もいる」

「どうだか。ま、いつか燃え尽きるのは確かだよ」





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