287:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/10(金) 18:03:29.57 ID:dO3qo6d/0
ミーナ「貴方、また少し変わった」
ハイデマリー「そ、そう…ですか?」
ミーナ「ええ、良いと思うわ」
ハイデマリー「??」
ミーナ「…一方だけじゃなくて、あの子もまたハイデマリーさんを強くするのかしら?」
美緒「むぅ…何故だ、何を間違えた? 結局まん丸になってしまった」
シャーリー「ライスボールって言うくらいだから、丸い方が正解じゃないんですか?」
敏恵「坂本さん、それも三位のなんとかですよ。心技体のどれか駄目なんじゃないですか?」
美緒「そうか。技術は宮藤の手解きを受けたんだが…」
敏恵「じゃあ体力は間違いなくあるから、多分心構えが足りてないんですよ! もっと白米への気持ちを込めて!」
美緒「気持ち様か、つまり気合いだな? ……せぇいッッ!!」グジャッ
敏恵「えっ、ちょ…ぁあああもっさん!!? 貴重なご飯がぁーっ!!」
シャーリー「あははは! いやいや少佐?」
バルクホルン「見ていられないな。少佐、変わってくれ」
美緒「待て、今ので分かった。一度丸くなった後に三辺をこう……ふんッッ!」グチャァ
敏恵「わーーやめて!! 丸くていいから、ご飯潰さないでぇー!?」
シャーリー「あっははは!」
ミーナ「……。但しあのままそっくり影響されても困るけど(というか美緒も何やってるのよ…)」
ハイデマリー「私には無理ですよ中佐? ああいう所は工藤さんの魅力ですから」
ミーナ「そ、そう?」
ハイデマリー「はい。…皆さん、楽しそうです」クス
――――ここから時を間もなくして統合軍はカールスラント領奪還の火蓋を切る。
“夜の女王”は前線を退くまでの残りをその空で戦い、歴史に知れぬ戦果を再び積み上げることとなるが
それは新たな彼女、“工藤敏恵”の物語である
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