1: ◆TiKUvGS/sQ
2017/04/28(金) 19:44:39.63 ID:aRxApJLJO
本当に気まぐれだった
会社でミスをして怒られて
落ち込んでいる矢先に
今日は晴れですと言った天気予報に裏切られ、雨が降りだし
傘を持って無い中、早足で帰路につく
今日はツイテない
そんな日だったからなのか
ふと見つけた、衰弱してる猫を我が家に連れて帰った
男「何だお前、捨て猫か? ツイテないなぁ」
猫「ミャー」
男「そうかー、俺もさぁ今日はツイテなくてなぁ......そうだお前俺の話し相手になってくれよ?」
猫「......ミャー」
男「社会人四年目、独身一人暮らしちと寂しく思っていたんだ」
猫「ナウー」
男「悪いようにはしないからさ、んじゃ、お持ち帰りー」
猫「.........ミャー」
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2:名無しNIPPER[saga]
2017/04/28(金) 19:46:14.72 ID:aRxApJLJO
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猫を拾った
3:名無しNIPPER
2017/04/28(金) 19:47:14.96 ID:aRxApJLJO
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〜男の勤める会社 屋上〜
4:名無しNIPPER
2017/04/28(金) 19:48:00.38 ID:aRxApJLJO
後輩「お、OKじゃないですよ! 私先輩に自分のミスを......」
男「後輩ちゃんまだ1年目だろ? 失敗何ていっぱいある、俺も失敗ばっかりだったよ、まぁ仕事パートナーなんだからフォローさせてくれ」カチッ
後輩「でも私、何時も先輩に守ってもらって......」
5:名無しNIPPER
2017/04/28(金) 19:49:45.78 ID:aRxApJLJO
後輩「何か用事でも?」
男「最近捨て猫拾ってさ、ちょっと心配でね、だから食事はまたの機会で」
後輩「......分かりました、それでは先輩また明日、今日はありがとうございました」
6:名無しNIPPER
2017/04/28(金) 19:52:12.68 ID:aRxApJLJO
男の目が驚愕に見開く
「.........ぬ、ぬし!?」
男の目の前に居たのは猫ではなく、背中まで伸びた真っ白い髪に海のように透き通った青い双眸をした見た目十五、六歳程の美少女だった
7:名無しNIPPER
2017/04/28(金) 19:56:19.80 ID:aRxApJLJO
男「ただいま、鈴」
男の言葉に一瞬驚く彼女だったが、直ぐに満面の笑みを浮かべる
そして何時もの様に彼に擦り寄る
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