6:名無しNIPPER
2017/04/28(金) 19:52:12.68 ID:aRxApJLJO
男の目が驚愕に見開く
「.........ぬ、ぬし!?」
男の目の前に居たのは猫ではなく、背中まで伸びた真っ白い髪に海のように透き通った青い双眸をした見た目十五、六歳程の美少女だった
見ると洗濯物を畳んでいた所だったのだろう今朝干していた洗濯物が綺麗に整頓されていた
誰なんだ、一瞬男に動揺が走るが
少女と目があう、不安気に男を見つめている青い双眸
何時も仕事の愚痴を黙って静かに聞いてくれていたあの猫と同じ瞳
男にはそれだけで十分だった
「ぬ、ぬし......これはの、はう///」
男は何時もの様に抱き締めて真っ白い彼女の頭を撫でる、サラサラな撫で心地に良いようのない暖かさを感じた、やっぱりあの子だ
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