モバP「鼓動が聴きたいなあ」飛鳥「やれやれ」
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45:名無しNIPPER[sage]
2017/06/20(火) 00:29:49.87 ID:WEHPi2yx0

ありす「安眠というより気絶に近かったように見えましたが、Pさんに何をしたんですか?」

飛鳥「ふん……変わった事はしてないよ。心音を聴かせてやった、ただそれだけさ」

文香「……飛鳥さんは、プロデューサーさんと仲が良いのですね」

ありす「えっ、そ、そうなんですか?」

飛鳥「うん? 文香さんともあろうものが、どこを読み違えたらその結論に至るんだ?」

文香「なんだか……お互いに遠慮が無いように見えたので……。気の置けない仲、とでも言うのでしょうか」

飛鳥「どうだかね……ぞんざいに扱われているような気はしていたが、物は言い様か」

ありす「それって飛鳥さんがPさんに敬意を払っていないからじゃないんですか?」

飛鳥「敬意?」

ありす「飛鳥さんの態度は目上の方にするものではないと思います。だからPさんも飛鳥さんにはおざなりなのでは?」

飛鳥「……いや、それは……そんなはずない! ボクがこういうヤツなのはボクをスカウトした時から承知のはずだ、今になって気に入らないから邪険にしようなんて……!」

文香「……プロデューサーさんは、そんな方ではないと私も思います」

飛鳥「そ、そうだろう? Pに限って、そんなはずは」

文香「あの方は……私達の個性を尊重して下さって、それぞれに適した距離感を保っているような……上手く説明出来ませんが」

ありす「そう言われると……そうかもしれませんね。出会って間もない頃、名前で呼ばれたくなかった私に気を悪くするでもなく苗字呼びにしてくれましたし」

飛鳥「今や名前で呼んでほしいと言わせるまで落とし込むんだから、Pは良く立ち回ったものだね」

ありす「わ、私のことはいいんです! つまりPさんは飛鳥さんとの付き合い方を今ぐらいでちょうどいい、と判断していることになりますが」

飛鳥「……そう、だね。ボクにしてはオトナと接しているとは思えないほど彼との居心地は悪くない、それは事実だ」

飛鳥(そう、居心地は決して悪くないんだ。悪くないのに、何かが引っ掛かっている……どうして?)


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