モバP「鼓動が聴きたいなあ」飛鳥「やれやれ」
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4:名無しNIPPER[sage]
2017/04/26(水) 23:42:02.12 ID:Zam+0f2t0
ありす「Pさん、早く飛鳥さんから離れて……ってあれ? 飛鳥さん、Pさんを放してください!」

飛鳥「どうしてだい? 何か問題があるとでも?」

ありす「あ、あるに決まってるじゃないですか! 誰もいない事務所でこ、こんなこと……!」

飛鳥「ありす、キミは勘違いをしているようだ。いいかい、これはPが望んだことなんだよ」

ありす「えっ……Pさんが?」

P「んー!(口を挟みたいのにガッツリ締められてて声にならない!)」

飛鳥「そう、そしてボクは受け入れた。だからありす、キミが思い描いているような状況ではないから安心してくれ」

ありす「そうでしたか、それは良かった……訳がないでしょう!? 合意があったとしても、こんな不埒な行いを見過ごせません!」

飛鳥「おっと、不埒ときたか。そう見えるのもやむなしではあるが、彼の沽券にも関わるしね。そこは否定しておこう。Pはそんな低俗な大人じゃない、ありすも解ってるだろう?」

ありす「それは……そうだと、信じたい、です……。飛鳥さん、Pさんを離してくれませんか? 何を思ってこんな事を望んだのか、Pさんの言葉で聞かせてほしくて」

飛鳥「あぁ、いいとも。Pがボクを求めた理由なんてボクにとっては言葉にする必要もないが、言葉にしないと解り合えない場合もある。ありすのためにも聞かせてやってくれ」 スッ

P「いてててて……思いっきり締め付けるんだもんなあ……。えっと、俺が飛鳥にこんなこと頼んだ理由でいいんだな、ありす?」

ありす「……はい。どうして飛鳥さんの胸元に、顔を埋めるような真似を?」

P「うわ、冷静に事実だけ述べられるとただの変態だな……俺。あー、ありす。実はな――」

飛鳥(言ってやるといい、P。ボク達の、秘匿されるべき関係性を!)

P「――寝不足、なんだ」

ありす「はい?」

飛鳥「?」


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