36:名無しNIPPER[sage]
2017/06/06(火) 00:21:28.77 ID:umwscHey0
P(ふぅ、溜まってた分は片付いたか)
P(やっぱ睡眠って大事だよなあ、あいつらには感謝しないと。今日はうち来ないっつってたし、拾った心音の音声をちひろさんがいるうちに試聴しておこう)
P(こんなでも寝れるといいんだが、駄目だった時のことは考えたくない……ちひろさん早く戻ってこないかな)
コンコン
P(お、戻ってきたか)
文香「……」
P「あれ? なんで文香が、今日は用事あるって聞いてたけど。忘れ物か?」
文香「……用事は、特には……強いていえば、プロデューサーさんに一人でお会いしたくて……」
P「へ、へぇ、改まってどうしたんだ。飛鳥やありすの前では都合が悪いってことだろ?」
文香「……お二人には後で謝罪しようと思います。二人とも、プロデューサーさんのお役に立とうとしておりましたから……」
P「気持ちはありがたいが俺としてはあんまり来てほしくないんだけどさ――そうだ文香、ちょっと手伝ってくれないか?」
文香「何を……でしょうか?」
P「本当はこれからちひろさんに頼もうと思ってたんだが、文香なら事情も知ってるし余計な説明もいらないよな」
文香「……ええと」
P「ん、ああ悪い悪い。毎日押し掛けられても何だからさ、心音の音声データを拾ったからそれで眠れるか試したいんだよ」
文香「……っ」
P「これから実験して俺が寝ちまったらすぐ叩き起こして欲しいんだ。簡単だろ?」
文香「…………そう、ですね」
P「? なんか元気ないな、嫌なら別に」
文香「いえ、その……やります。お手伝い……させてください」
P「そうか? じゃあ今からイヤホンで聴くから、もし寝たら起こしてくれ。頼んだぞ」
文香「……はい」
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